それなりに青い鳥のロケ地探訪 (2)
それなりに青い鳥ロケ地第2次探検 2/2
2016年7月16日
トンネルの発見により、探検隊の士気は絶好調だった。この調子であれば、次の場所の発見も容易いはずだ。 実は昨夜、MARIのファンNo.001号を自称する方からメールを一通いただいた。 「もし大当たりであったらご褒美をおねだりしませんか?Mariさん、彼女に幸子さんと同じ場所、同じポーズで”あの人”からの手紙を読む悲しい女になって戴いて、そのスナップを頂戴するというのはどうでしょう?賛成なら交渉してみて下さいよ。いい記念になるかもよ」 どうやらかの八十九さんからの依頼を代理して送ってきたのではという気もするが、確証はない。 いずれにしろ、発見してから考えることだ。
|
|
これから八十九さんの特定場所の探検に差しかかるところである。まずは高台から下を見下ろしながら、偵察をするつもりで灯台に向かった。 | |
太東灯台のある公園から見下ろした景色 | |
上から見てもよくわからない。直接行ってみることにした。 歩いて行くには遠いので、車で移動。 |
|
あれ?行き止まりだと? もう少し進んでみたが、広い民家があり、もうそれ以上は無理。 他に道も見当たらなかった。 道を間違えたのかな? 車を引き返してもう一度調べることにした。 |
|
元の場所に戻って再度調べたが、先のところで間違いないという結論。 もう一度近くまで行って、適当なところに車を停めて、徒歩で進んだ。 右側にはカンナの花がきれいに咲いている。 山頂には先ほどの灯台が見える。 |
|
先ほどの広い民家まで近づいて調べてみたら、右側に獣の道のようなのがあるにはあった。いきなり不吉な予感が頭をよぎった。 幸子さんたちがこんなところでロケ撮影を?う~ん有り得ないな。 しかしここで引き返す訳にも行かないこと。行けるところまで行ってみるしかない。
|
|
大体こんな感じの道だ。麦と兵隊の「徐州徐州と人馬は進む、徐州いよいか住よいか、(中略)友を背にして道なき道を行けば戦野は夜の雨(後略)」の歌詞を彷彿させてくれる凄まじい道だ。 |
|
呆れ返った顔で笑っている風さん、本当は泣きたい気分であろう。 |
|
延々と続くジャングルのような道 | |
ようやくそのジャングルの道が終わると、・・・・・・ 今度は断崖絶壁に近い急勾配の斜面。 階段はなく、所々崩れ落ちている。前日の大雨により道は濡れているし、泥濘もある。足元は最悪の状態。
|
|
下から見るとこんな感じ。怖~い。 | |
それでも命かけで勾配を下る勇敢な我が探検隊。 | |
悪戦苦闘の末に何とか海岸に降り立った探検隊 | |
さて、肝心な岩場は?そして崖は? 八十九さんの特定の崖もしくは岩場はこんな感じ。 雰囲気は似ているが、海岸に向かって右側には回れないし、決め手となる壊れた防波堤も見えない。崖の形も異なる。
|
|
下に降りて見るとこんな感じ | |
反対側はこんな景色 皆がここがその岩場だと言える根拠を必死に探したが、どうにもならず。 30年という年月で風化されて、ここまでわからなく変わったのではという見解も出たが、有り得ないと一蹴。 大体高が30年間でそこまで変わることもないだろうし、ましてかの防波堤までもが消えるなんて絶対にあり得ないし。そんなことで説明がつくのであれば、房総半島どこに行っても同じことが言えるだろう。
|
|
結論は失敗。 帰り道の苦労はおまけ
|
|
失敗ということで探検隊の顔は暗く、足は重い。 | |
太東漁港の方が雰囲気は似ている、ということで一応訪ねてみた。とりあえず雰囲気くらい見ておこうというのもあって、たったの1%でも可能性があればという望みをかけて・・・・・・。 | |
こんな感じのところである。 中々良いところである。 |
|
太東海水浴場の海の家で生ビールを飲みながら疲れを癒した。 暑さの中かなり長い距離を歩いたし、車での移動も長かった。 今回はとりあえずあの隧道を見つけただけで満足することにした。 |