1974年4月8日高等学校入学
1974年4月8日
新発田工芸高等学校入学(現新発田中央高等学校)
中学校を卒業した幸子は自宅から25㎞離れた、新発田市所在の新発田工芸高校の被服課に入学した。幸子にとっては初めての電車通学となった。
田んぼの仕事で忙しい母に代わって、幸子は毎日朝早起きして朝食や兄妹のお弁当を作ってから学校に行った。学校が早く終わったり、休みの日にはご両親と一緒に田んぼに浸かって暗くなるまで米作りに励んだ。
文化祭では「鈴木幸子ショー」が企画されて体育館に先生や全校生が集まった中、約40分にわたって行われた。コンテストへの応募も増え、新潟の各地でも「荒川町の演歌のうまい子」と名を馳せた。